ハロープロジェクトとモータウンレコード

Marvin Gaye&Tammi Terrell



マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル「Ain't No Mountain High Enough」
オレの生涯のベストソング。あの世に行っても聴いてるはすだ。
この曲はモータウンレコードのTAMLAというレーベルから1967年4月*1に発売された。


●60年代はじめ、黒人の写っているレコードジャケットが店頭に並ぶことさえ考えられなかった時代、
 ひとりのボクサーくずれの黒人青年、ベリー・ゴーディJrが1959年に設立した
 「サウンド・オブ・ヤング・アメリカ」を標榜するモータウンレコードは
 黒人が作り、演奏し、歌うヒット曲ををポップチャートに次々と送り込んでいった。
 スティービー・ワンダーマーヴィン・ゲイ、メアリー・ウエルズなどソロシンガー達、
 シュープリームステンプテーションズ、ミラクルズ、フォートップス、スピナーズ
 アイズレーブラザース、グラディス・ナイト&ピップス、マーサ・リーブス&バンデラスなどのユニット。
 キラ星のごとくスターが誕生し、そのヒット曲は今現在も世界中のどこかで流れ、人々を魅了している。
 最も成功したユニット、シュープリームスのブレイク*2から解散*3までを最盛期とするならば、
 約6年間モータウンの成功は続いたことになる。*4


●飛んで90年代、日本の音楽チャートに「アイドル」というジャンルは消え去っていた。
 しかしそこに突如登場したモーニング娘。というアイドルユニットは、メンバーの卒業・加入を
 繰り返す事でグループの新陳代謝を保つというコンセプトの元、ヒット曲を量産。
 その活動範囲をハロープロジェクトという枠組みにまで広げ、国民的アイドルとまで言われるようになった。
 松浦亜弥後藤真希安倍なつみ中澤裕子などのソロシンガー達、
 モーニング娘。メロン記念日Berryz工房などのユニットがハロープロジェクトに在籍していて、
 毎週のごとくリリースされるハロープロジェクト関連の楽曲は、絶えずJ-POPチャートを賑わしている。
 モーニング娘。のデビューから今年の1月でちょうど丸6年が経過した。


似、似てませんか?むちゃ言うなってか?

*1:HOT100 19位

*2:"Where Did Our Love Go"1964年08月 HOT100 1位

*3:1970年01月

*4:今でも続いてるのだ