7人



1999/07/14 『ふるさと』ASIN:B00005G3R2


なっちの声しか聞こえないこのバラード曲。
今やモー娘。の代表曲のひとつだけど、
当時のセールスは芳しくなかったと言われていて、およそ15万枚だそうな。
でも今シングルCDが15万枚売れたら大成功って感じだから
5年違うと音楽市場もえらく変わるなぁという印象。


この曲の良さはASAYANを通じての「モー娘。ヒストリー」
みたいなものをふまえた上でないと伝わらないカモ。
たぶん「ふるさと」からファンになりました!なんて人は少ないんだろーな・・・。


タンポポ太陽とシスコムーンやどんどんデカくなっていく
モー娘。周辺ビジネスと反比例して
結成以来いちばん危うかったカモしれない時期のこの曲。
当時のどの音楽番組の映像を見てもなっちが必死!
かな〜り悲壮感が漂っていて、見てると切なくなってくるほどだ。
こないだの卒業ライブでの堂々とした歌いっぷりとはえらい違い。
だからこのPVを見ると、その出来の良さ以前に
当時のなっちとモー娘。の置かれた状況に思いを馳せ、切なくなってしまふ・・・。


そんなさぁ、必死にならなくてもぉ、次の曲でぇ、あなたたちはぁ・・・。