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久々に映画を見た。

Ray / レイ [DVD]

オスカーを獲ったレイ・チャールズ役のジェイミー・フォックスの演技は
やっぱりもんのすごかった。
劇中の最初の頃のパフォーマンスは彼自身が歌っているらしく
レイ・チャールズものまね王座決定戦があったら１０点のボタンを押したい。

ジョージア州で生まれ、フロリダの盲学校を卒業した一介の黒人青年が
ポピュラー音楽の世界で名声を得ていく様を描いたこの映画。
栄光の陰に潜む幼い頃のトラウマを最終的に克服していく、
というストーリー仕立てになっていて、なかなか感動的である。
しかしそんな物語を完全に凌駕するのが
彼の作り出した音楽そのものだ。

"Mess Around"
http://mfile.akamai.com/3171/wm2/muze.download.akamai.com/2890/us/uswm2/468/528468_1_01.asx?obj=v41014

"I've Got A Woman"
http://mfile.akamai.com/3171/wm2/muze.download.akamai.com/2890/us/uswm2/468/528468_1_02.asx?obj=v41014

"Hallelujah I Love Her So"
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"Drown In My Own Tears"
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"What'd I Say"
http://mfile.akamai.com/3171/wm2/muze.download.akamai.com/2890/us/uswm2/468/528468_1_08.asx?obj=v41014

"Georgia On My Mind"
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"Hit The Road Jack"
http://mfile.akamai.com/3171/wm2/muze.download.akamai.com/2890/us/uswm2/468/528468_1_10.asx?obj=v41014

"Unchain My Heart"
http://mfile.akamai.com/3171/wm2/muze.download.akamai.com/2890/us/uswm2/468/528468_1_11.asx?obj=v41014

"I Can't Stop Loving You"
http://mfile.akamai.com/3171/wm2/muze.download.akamai.com/2890/us/uswm2/468/528468_1_12.asx?obj=v41014

"Bye Bye, Love"
http://mfile.akamai.com/3171/wm2/muze.download.akamai.com/2890/us/uswm2/468/528468_1_14.asx?obj=v41014

Ｒ＆Ｂ、ソウルミュージックファンなら誰もが知ってる大ヒット曲が満載。
映画を見終わって思った。
感動的な物語なんて正直どうでもいい。
この映画は
ヤク中で盲目で女たらしで自分勝手で
ゴスペル音楽とポップスを勝手に融合しちゃって
Ｒ＆Ｂがオシャレな音楽になった時代にカントリーカバーしちゃって
それが白人にウケてんのになんだか突然黒人隔離政策にノーを言い出しちゃったりして
ジョン・レノン追悼番組で思いっきし「Let It Be」歌い上げちゃったりして*1
そんなワケ分からん行動をする
下唇の下にヒゲをはやした天才黒人ミュージシャンが生み出した数々の名曲を
じっくり耳にして楽しむという映画だ。
「ローウェル・フルソン」「クインシー・ジョーンズ」
「アーメット・アーテガン」「ジェリー・ウェクスラー」
「レイレッツ」「アトランティックレコード」「ＡＢＣパラマウント」
そんな単語にピン！とくる人は是が非でも見なければなるまい。

あ〜久々にレイ・チャールズでも聴くか・・・・・って音源がアナログしかないじゃん。*2

*1:映画とは関係ないな

*2:"Modern Sounds In Country & Western Music"のパート１とパート２のＡＢＣパラマウントオリジナル盤がオレのちょっとした宝物なのだった