カゼっぽくて調子が悪い。
そんな時はアタマを使わない映画を見て
現実逃避するのがイチバン。
TSUTAYAでどえらい数が並んでいたので
コレを見た。

宇宙戦争 [DVD]

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この映画は3行で表せる。


思いっきし効率の悪い方法で
人類を殲滅せんとするルックスの悪い宇宙人が
そのミッションに失敗するまで逃げ惑う親子


を描いた映画だった。






さすがスピルバーグなので
映像と音響の迫力がものごっつい。
しかし同じSF侵略ものならば
ローランド・エメリッヒの

インデペンデンス・デイ [DVD]

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ティム・バートンの
マーズ・アタック! [DVD]

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ポール・バーホーベンの
スターシップ・トゥルーパーズ [DVD]

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という3大SFバカ映画があるので
バカレベルが全然足りない。
足りてどうする。


すごい映画なんだろうけど笑えない、
人間関係があまりうまく描けない、
悪趣味に徹しきれない、
でも2時間あっという間だ、
といういつもの通りの
でも見て損はないスピルバーグ映画だった。


オチが相当物足りないが
有名なSFの古典を元にしているらしいので
それを言うのはヤボってもんだ。


ちなみに上の3大SFバカ映画では
宇宙人をやっつけるオチはそれぞれ
カミカゼ特攻する」
「おばあちゃんの歌を歌う」
「巨大宇宙虫の親玉を人質にとってシバキ上げる」
という思い出すだけでゲラゲラ笑える凄まじいオチなので
見終わった後の痛快な感じが
この宇宙戦争では物足りなく感じた。
・・・のはオレだけかもしれない。


どうにも最近
音楽を聴くにも「ハロプロ耳」になってるし
映画を見るにも「秘宝目」*1になってしまったし
もうダメかもしれん。

*1:映画秘宝愛読してます