絶叫してますな・・・



2003年08月17放送
NHKBS2「モーニング娘。と仲間たち〜ハロー!プロジェクト2003夏」


昨年夏頃までハロプロのハの字も知らなかったオレは
当然松浦亜弥についても何も知らなかった。
・・・あーでもモー娘。のメンバーは何人いるのか誰が誰だか分からなかったが
あややの顔は知っていた気がする。
でもそのアイドル歌手がどれほどのもんかなんて気にしたこともなかった。


この番組をぼーっと(毎日毎日飽きないもんだな!)見ていると、
この夏のハロプロライブのパフォーマンスは
あややが飛びぬけている気がする。
「GOOD BYE 夏男」で登場すると同時に
会場の空気が一変するのが手にとるように伝わってくるからだ。


アイドル歌手なんて、自分で曲を作るわけでもなく
与えられたものを歌っていくだけのもの、のはずなのに
このライブ映像のあややのパフォーマンスは
作り手側の想像を遥かに越えたところまでその曲を昇華させてしまった、
と思えるほどの素晴らしさだ。


日本の芸能界に連綿と流れるアイドル歌手の系譜。
その最後に登場した究極の最終兵器、っていう感じのあややを見ることができて
ホントに良かった。
昔自分が好きだったたくさんのアイドル歌手なんて
このあややのパフォーマンスに比べたらお遊びにしか見えない。
しかしそれはどこからどう見ても「アイドル」そのもので、すがすがしいほどだ。
決して「アーティスト」なんてあやふやな言葉では表現できない。*1


そんなあややをずーっと見ていたい気もするが
最近の本格派歌手路線はどうなってしまうのか?
一流ジャズメンをバックに従えて歌うあややより
いつものカラオケの「めっちゃホリデー」のほうがどう考えても燃えるがなぁ・・・。

*1:自分のことを「アーティスト」っていう人はなんか納得できない。「アート」って考えたことがあるのか?あんたの作った曲は「芸術」か?素直に「シンガーです」でいいじゃん