微妙な表情・・・



1999年06月27日放送 ASAYAN「3つの衝撃事実今夜大発表」


今週の「二人ゴト」は中澤飯田保田が出演してたわけだが
モーニング娘。6曲目「ふるさと」発売の頃の話で
「これ売れなきゃモーニングもうダメですっていわれてた頃」
「みんながそれぞれイライラしてる時よ」
「あん時のモーニングはすごかった!もう」
「やぁもう雰囲気悪かったよねあん時」
なんてぶっちゃけトークが展開されてたので
ハードディスクの中を漁って、その当時のASAYANを見てみた。


二人ゴト」以上に「ASAYAN」て番組はぶっちゃけトーク満載だった。
こんな面白いもん毎週やってたんだなぁ。
でもメンバーはあんまり面白い状況ではないらしく
ひじょーになんとも言えない空気が確かに漂っている・・・。


「あたしも、なっちみたいに、ま、メインを歌いたい!って気持ちはたくさんあるし、
 ん、でも、つんくさんの説明を聞いたりとか、そういう面で納得はしてるんですが、
 やっぱりでも、なっちにはメインを歌ってもらうんだから、
 それなりにしっかり歌って欲しいなって気持ちはすごくあります。」


こないだの「二人ゴト」で当時保田が安倍に
「ちゃんと歌ってよ!」とキレたうんぬんていうのは
まさにこのあたりの出来事だったんだろう。
その保田の発言の最中にアップで抜かれるなっちの表情は
真摯な態度で聞いている、ようにみえるが、
微妙に「そんなコト分かってるし!」
みたいに思ってんじゃないのか?なんてのが表情に表れているように
見えたり見えなかったり。(どっちだ!)
この時点でのチームワークはホントにバラバラだったんだろう。


藤本や高橋がメインボーカルを務めるからっていって
他のメンバーが
「ちゃんと歌いなさいよ!何のためにあたしがバックやってると思ってんの?」
って説教たれるか?ありえない〜。
今はこの曲では誰々の役割はこう!っていう認識がしっかりしていて
それぞれその時々のポジションをきちっとこなしてる気がする。
もちろん全員メインを取りたいに決まってるが、
モーニング娘。全体としての表現しなければならないことが
かつてとは比べ物にならないくらい高いところにあるもんで
いちいち自分のポジションに文句言ってるヒマもないんじゃないかなぁ。
よく今の娘。たちにかつてASAYANで見せたような緊張感がなくて
物足りなく感じるって意見を見かけたりするけど、
かつてとは全然レベルの違うところでピリピリしてるんじゃないかなぁ・・・。


今話題(!)のプロ野球に例えるなら
ラブマシーン前までは
大ピッチャーが1年に30勝し野手は全員サムライ、みたいな伝説の時代。
ゴロッキーズ中心の今は
スターター、セットアッパー、クローザーって役割分担ができている魅力的な近代野球。
ってことか?
両方を比較するのは無意味で、結局どちらも魅力的だ。


その伝説の時代の選手たちをも凌駕するイチローみたいな新メンバーいないもんかな?