実家で経営するお店が移転するので
倉庫を整理していたらなんか奥の方からなぜかアコギが出てきた。
え〜誰の?
自分には覚えが無いし
周りに聞いてみても誰も知らんという。
楽器屋のオマケのような布ケースに入っているもんで
ロクなものではないのはすぐ分かった。


そしてホコリに包まれた布のケースから出してみると
そのヘッドには
「MARTIN」
の文字が。


なななななななにぃぃぃぃぃ!
ママママママママーチンのアコギがナゼこんなとこに!
キキキキターーーー!!
マジキターーーーー!!!!


と思ったのも一瞬で、よく見ると
「PRO MARTIN」
だった。

中を見てみると
MODEL NO. W-200 って書いてあった。


「プロマーチン」?

PRO MARTINは当時直販方式で急速にシェアを広げていた
「トミー商会」からリリースされていた
「スガノ楽器」製造によるブランドです。


つまりアレだ。
雑誌の通販広告で
「1週間でギターが弾ける!」
みたいな
アフロヘアーの若造がちっちゃいアンプにギターつなげて
ギュイ〜ン!て泣きの表情なんかしてる写真が載ってる
そんな通販広告で売ってる
2万円でチューナーとスタンドとストラップとケース付き!
みたいに売られていたそんなギターだ。


_| ̄|〇



「プロマーチン」カタログ
http://www.t-shiga.com/sub1-6-50.htm






で、捨てるのもなんだし持ち主も分からないので
家に持ってきてオレの物にした。