この映画はこんなナレーションではじまった。


「1970年の夏
 カナダを横断する一連の音楽祭が開催された
 トロントを皮切りに
 ミュージシャンとローディと撮影隊は
 専用列車でウィニペグカルガリーを巡回
 これはその物語である」
 「列車の名は・・・"フェスティバル・エクスプレス"」
フューチャリング
ザ・バンド
「デラニー&ボニー&フレンズ」
グレイトフル・デッド
バディ・ガイ ブルースバンド」
ジャニス・ジョップリン
・・・・・・・

フェスティバル・エクスプレス [DVD]

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いわゆるおっさんの音楽だな。
オレとはさすがに世代が違う気がした。
「オレは自由になったんだ!」なんて内容の歌を
例えばサム・クックが歌ってたらすーっと体になじむのに
ザ・バンドが歌ってるとどーにも古ーい感じがして
体に入ってこんな。
修行が足りんのだろうか。


しかしこの中でグレイトフル・デッドだけはスゴイ。
演奏と曲のクオリティが他の出演者と全く違う!
これはイカンと少しびびる。
若い頃にこの音楽を理解する感性ができてなくてよかった。
人生が別のものになってしまう。
それに比べたらモー娘。にハマるなんて安全この上ない。
比べるな。


DVD特典で未公開映像を見ることができると
公式ウェブページには書いてあったが
TSUTAYAのレンタルDVDには入っていなかった。
久々にジャニスの「コズミック・ブルース」見たかったのに。


ジャニス・ジョップリンは映画の中で
クライ・ベイビー」と「テル・ママ」を披露しているが
「テル・ママ」のパフォーマンスは
ジャニスのドキュメンタリー映画で見たことある気がする。
"カナダの図書館に十数年眠っていた幻のフィルムの映画化"
ってのがこの映画の売りだけど
ホントにそうなのかなぁ。
思い違いだろうか。




リック・ダンコ(ザ・バンド)
ジャニス・ジョップリン
ひとり飛んで
ジェリー・ガルシア(グレイトフル・デッド)

お前らクスリは控えめにな。