■
今日うちの近くのTSUTAYAでは
旧作100円デイだったので
コレの続きを全部借りてみた。
24-TWENTY FOUR-シーズン1 Vol.8 [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2005/06/24
- メディア: DVD
- クリック: 12回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
オレにはいまさらブームが来ているのだ。
Vol.8まで見た。
最初ちっぽけなお話だったが
あの事件この事件がつぎつぎと繋がっていき
どんどんどんどん話がデカくなり
シーズン1の佳境に突入!
テロリストの正体が明らかに!
ドラマは大盛り上がりを見せ始めた!
がオレはそのテロリストの正体に心底どっちらけした・・・・・。
一応以下ネタバレ。
ほんの小さな取っ掛かりから
主人公ジャック・バウアーは
テロリストに資金を送金していた
ある会社の代表に辿り着く。
なんとか真実を吐かせようと
リムジンの車内でその男を詰問しつづけるジャック・バウアー。
とても犯罪に関わっているようなタイプではないように見えたその男が
ついに本性をあらわす。
ジャック・バウアーに母国語で罵声を浴びせはじめた。
「今なんて言った!」
「△×▲□↓○▲×■×××!!!!」
「!・・・セルビア語か!貴様!セルビア人か!」
・・・・・・・・・・・・・・・・。
ふざけんな!
テロリストはセルビア人ですか。
セルビア人=モンスター=敵ですか。
このシーズン1は
ジャック・バウアーと大統領候補はかつて
コソボ紛争である作戦に関わり
ある組織を叩き潰したが
妻子まで殺されてしまったその生き残りが
(ジャック達には預かり知らぬことだったが)
その作戦からちょうど2周年の日に復讐にきた
というちょっと陳腐なお話だった。
コソボでの紛争に名を借りて
アメリカと欧米諸国がなにをしたのか。
自分にはそれを語る知識などないが
当時の状況をセルビア側から見た本は何冊か読んだことがある。
お話の中でハードウェアの使い方にもムリがなく
複雑に絡み合った伏線と
絶えずテンションの高い状況を引っ張って
ドラマを24時間リアルタイムで魅せつづけるこの作品。
非常に今風でリアリティに富んでいる風だが
根本に流れているものは
すたろーんのバカ映画「ランボー」やら
じょんうぇいんの狂映画「グリーンベレー」とかと
なんら変わりゃしねーな、と思った。
なんて文句を言いつつ楽しく見てるのだ。ふはははは。