完成!



1997年12月21日放送
ASAYAN「怒涛のデビュー曲争奪戦〜レコーディング2日目」


いつものようにASAYANをぼ〜っと見ていると(飽きないなぁ)
改めてスゴイ番組だったんだなぁと感心するばかりだ。
特にスゴイのが、レコーディング風景を扱った回で、
録音ブースの中をCCDカメラでず〜っと写してたり、
決定したパート割を画面の中でうまいこと見せていたり、
そこに至るまでのメンバー間の人間模様をこれでもか!というくらい見せつけたり、
発売前の新曲のプローモーションとしてはこれ以上のものはないんではないか。
そりゃ売れるだろうな、と当時をまったく知らないオレは
口をあけて画面に見入ってしまう。
いやぁコレは面白いな!
メンバー間の人間関係をいろいろ想像するのもモー娘。の楽しみ方のひとつだが、
オレはあんまりそっちには興味がないので、
こういった現場が見られるっていうのはホント楽しい。


曲を商品として仕上げるに至るアプローチの方法は
たくさんいる歌手それぞれで違うものであるということは想像できる。
モー娘。ブランキージェットシティのレコーディングの方法は違うに決まってる。
モー娘。の場合歌い手人数が多いので、おそらくそれぞれのボーカルのパーツを集めて
パズルみたいに組み立てていくのではないか?と漠然と思っていたが、
それをTVの前でやってしまったいた、っていうのはホントにスゴイことだ。


このデビュー曲のレコーディング風景は
まだオレの想像どおりだった。
5人のメンバーがそれぞれ一度は一曲を通して録音してみて、
その曲に一番合ったパート割を決め、主旋律とハモリを振り分け、
つんくPがダメを出し、最後にあの「モーニングコーヒー」が仕上がる。
なんにもないところから何かを生み出す、その面白さが画面を通して伝わってきた。


しかし、この後も何回かレコーディングを特集する回があるのだが、
その風景はオレの「歌手のレコーディング」というイメージから
かけ離れていくのだった・・・・・・。